透明で目立ちにくく、痛みも少ないインビザラインには、子ども向けのシステムがあるのをご存知ですか？「インビザラインファースト」と呼ばれるもので、成長期の歯並びの治療をマウスピースで行うことができます。今回はそんなインビザラインファーストの特徴や対象年齢、治療にかかる費用などを福岡県春日市の田中歯科医院がわかりやすく解説します。

 

▼インビザラインファーストとは？

インビザラインファーストとは、小児矯正版のインビザラインです。透明なポリウレタン製のマウスピースを使用する点は従来のインビザラインと同じですが、対象となる年齢に違いがある点が大きな特徴といえます。

 

◎成長期の子どもが対象

従来のインビザラインはいわゆる成人矯正、もしくは小児矯正の2期治療で使用する装置なので、顎の骨の発育が終わりを迎える12歳以降、永久歯列が完成してからが対象となっています。一方、インビザラインファーストは、発育する力が旺盛な成長期に受ける矯正治療であり、6～12歳くらいが対象となります。

 

◎厳密には7～9歳くらい？

実は、インビザラインファーストには以下に挙げるような細かい適応条件が存在しています。

・6歳臼歯が萌出している

・切歯のうち少なくとも2歯が2/3以上萌出している

・少なくとも3/4顎に乳歯または未萌出の永久歯が2歯以上ある

少し専門性の高い内容なのでわかりにくいかと思いますが、簡単に表現すると、子どもの歯並びから大人の歯並びに移り変わる途中の段階ですね。乳歯と永久歯が混在する混合歯列期の真っただ中なので、標準的には7～9歳くらいのお子さまが当てはまります。これは歯医者さんでなければ正確に見極めることができませんので、お子さまの歯並びの状態について知りたい方は、いつでもお気軽に田中歯科医院までご相談ください。

 

▼インビザラインファーストの費用について

福岡県春日市の田中歯科医院では、インビザラインファースト（両あご）によるマウスピース矯正を385,000円で承っております。大人のインビザラインと比較すると値段がかなり安いことに驚かれる方もいらっしゃることでしょう。そんなインビザラインファーストのメリットやデメリットについてさらに詳しく知りたい方は、「インビザラインプラチナエリートプロバイダー」の資格を持った歯科医師が在籍している当院までご連絡ください。

 

▼まとめ

今回は、子ども向けのマウスピース矯正「インビザラインファースト」についてご紹介しました。インビザラインによる矯正なら、歯の移動に伴う痛みが少ないですし、装置が目立たず、お子さまの心身にかかる負担やストレスを最小限に抑えられますよ。